肝斑治療に有効な薬ってどのくらいある?

だいたい30代〜40代くらいの女性に多く発症するとされている「肝斑」。
肝斑は頬など左右多少にぼんやりと広がるシミのことを言い、ごく一般のシミより治療が難しいと言われており、その方法は「トラネキサム酸」または「L−システイン」などが配合されている飲み薬や、「ハイドロキノン」、「トレチノイン」などが配合されている外用薬などを使用しての治療がメインとなっています。

 

では、それら肝斑治療の薬として使用されている成分は、一体どのような特徴を持っているのでしょうか?
今回は、成分の特徴を詳しく説明していきますので、気になる方は参考にしてみてください。

 

 

肝斑治療薬に含まれる主成分「内服薬」

肝斑を内服薬を用いて治療する際、内服薬に使用されている代表的な成分として「トラネキサム酸」、「L-システイン」そして「ビタミンC」の3種類が使用されています。
ではその3種類それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

 

 

トラネキサム酸の主な働きと特徴

肝斑治療薬として広く知られる成分の「トラネキサム酸」。このトラネキサム酸というのはアミノ酸の一種で、炎症を抑える効果や抗アレルギー効果、さらには出血を抑える効果もあるなど医療の場でも多く使用されており、身近なところで言うと、じんましんや口内炎などの薬としても広く使用されている成分です。

 

また、肝斑が発症する大きな要因として「女性ホルモンの乱れ」があげられます。女性ホルモンが乱れるとプラスミンが異常に働き、その後メラニンの活性化へと繋がります。メラニンが活性化するとやがてシミや肝班ができやすくなるのです。
トラネキサム酸は、シミや肝斑の要因ともなっているプラスミンの働きを抑える作用もあるため、肝斑などの治療薬として使用されているのです。

 

 

L-システインの主な働きと特徴

L-システインという言葉は何となく聞いたことある!という方もいらっしゃるかと思いますが、このL-システインというのも先程のトラネキサム酸と同様でアミノ酸の一種です。
このL-システインという成分は、主にカラダの内側から代謝を助けるという役割があり、シミの原因ともなる過剰なメラニンの生成を抑え、過剰にできたメラニンに対しても無色化にするといった効果もあります。

 

さらに溜まってしまったメラニンを肌の外へと排出してくれるという役割も持っています。また、このL-システインを摂取するとカラダのなかでコラーゲンが生成される働きがあるため、肝斑をはじめ様々な肌トラブルにも良い働きをもたらしてくれる、女性にとってとてもとても嬉しい成分であります。

 

 

ビタミンCの主な働きと特徴

免疫力を高めたり、肌の健康に保つためにもとても重要なビタミンC。このビタミンCはコラーゲンやエラスチン、さらにヒアルロン酸など様々な細胞の生成をサポートする働きがあり、肌のコンディションはもちろんカラダの健康を保つためには重要な栄養素となり、もちろん抗酸化作用もありますのでメラニンの生成も抑えます。ちなみに肝斑治療に用いられる薬のうち、外用・内服ともにビタミンCは配合されることが多い成分です。

 

 

肝斑治療薬に含まれる主成分「外用薬」

肝斑の治療薬として塗り薬、いわゆる外用薬がありますが、外用薬に含まれる主な成分は「ハイドロキノン」という成分です。このハイドロキノンはシミの原因となるメラニンの生成を抑えその元となるメラノサイトを減少させる効果があります。

 

肌のシミ対策などで良く使用される「ビタミンC」や「プラセンタ」などよりも100倍もの美白効果があると言われているくらい強い成分で、その分副作用などの危険性も否定できません。
ですので、使用する際は十分注意し、容量用法をしっかり守ってお使いください。